Top >  屈折異常 >  其の三 遠視

其の三 遠視

目の屈折異常と題して、近視・近眼についてはすでに申し上げたとおりです。今回のテーマは【遠視】です。といっても、近視・近眼のところでお勉強したコトをふまえれば、仕組みは自明ですね。

おさらいしておくと、目の焦点距離がポイント。…で、やはり遠視の目でも、【軸性遠視】と、【屈折性遠視】が問題となるワケです。角膜や水晶体が重要な役割を果たす目の屈折力はふつうなのだけれど、眼軸が短い、つまり目が左右方向に楕円形になると、飛び込んできた光は、網膜より奥の地点で像を結ぼうとします。それで、ぼやけるワケ。とくに近くから発せられた光に対して、いくら水晶体を分厚くしても、ピントは網膜の遥か彼方…とコトになるのです。屈折性遠視は、屈折力が弱いために起こるモノ…もう説明の必要はありませんね。

なお、屈折性遠視のケースは、ごく稀だそうです。(←あとで勉強するように、老眼・老視はよく似た仕組みですがね。)なので、大体の遠視が、軸性遠視…つまり、何かとレンズを調節していないとモノが見れない状態…決して、スッと遠くが見えるというワケではないのです。目の疲れが何かと伴うのが遠視の特徴です。遠視が強くなると、内側へ斜視が出ることもあるとか。因みに、幼児の目ははふつう軸性遠視状態にあります。成長とともに、眼軸は伸びていくのです。ゆわれてみれば、ちっちゃい子はみんな寄り目だ。

目の屈折異常…次のテーマは老眼・老視です。どんどんいきましょう♪

         

屈折異常

関連エントリー

其の一 近視・近眼 / 軸性近視 其の二 屈折性近視 / 近視・近眼 其の三 遠視 其の四 老眼・老視 其の五 不正乱視 其の六 正乱視